実際には

で、実際どうだったかと言うと…初出場の緊張でまだスタートする前から心拍は120を越え、スタートラインの前で145程度まで上がってしまいました。後ろからスタートしたMTBにバンバン追い抜かれていくのは忸怩たるものがありましたが、じっと我慢して140前後をキープしました。

で、三合目で少しペースを上げようとしたのですが…コースサイドには足が痙攣したのでしょうか、ストレッチしている人たちが一杯います。私の大腿四頭筋も重く張っていて、以前、一日走った後の国分寺断崖の登りでダンシングした瞬間に足が攣りそうになったことが脳裏をかすめます。完走を第一に考えて、ここは足を休めることにしました。そのため、心拍は135以下に下がってしまいました。

後から考えればもっと踏んでも良かったと思います。というのは、4合目手前で横に広がった集団に追い付いてしまい、さっさと追い抜くために止むを得ずダンシングしてみたら、足の疲労が抜けてまた踏めるようになったからです。3-4合目で我慢したから回復したということもあったと思いますが、もう1時間以上走った後でも回復するとは思わなかったので、意外でした。

それからは、だいたい心拍150を維持することができました。

後で、Polarのデータを見ると、平均心拍は144でしたので、だいたい狙い通りだったことになります。計算上、足は15%ぐらい残っていたことになりますが、ともかくリタイヤだけは避けたかったので、結果には満足しています。

ということで、来年参加してみようという方はトレーニングの一環として「30分なり60分、どのぐらいの心拍を維持して走れるか」を計測しましょう。そして、その心拍を元にして目標心拍を設定し、何が何でもその心拍を維持します。そうすれば、間違いなく完走できます。

なお、「2時間で完走」というペースの場合、勾配8%前後の坂では時速7-8kmまで落ちてしまいます。その時に、ケイデンスが70ぐらいを維持できるギアを用意しておいてください。私は無謀にも52-39/11-25という大人ギアだったのでケイデンス50以下に落ちてしまい、これが三合目で足が張った原因の一つだと思っています。

来年、富士スバルラインでお会いしましょう。